デジタルビデオレコーダー(DVR)メーカーの米ティーボは21日(米国時間)、同社のDVRで録画したテレビ番組をビデオ対応「iPod」とソニーの「プレイステーション・ポータブル」(PSP)に転送する機能を追加すると発表した。早ければ来年3月までに開始する。
昨年から契約者向けに提供しているDVR「ティーボ・シリーズ2」のモバイル環境用サービスを拡張する。録画した番組をパソコン経由で転送して、携帯プレーヤーで視聴できるサービスで、「マイクロソフト・ポーターブル・メディア・センター」フォーマットの対応プレーヤーで利用可能。これにビデオiPodとPSPを追加する。
利用には、別売の専用のソフトのインストールが必要。携帯プレーヤーに転送するコンテンツには、不正利用を防ぐ目的で“透かし”技術が適用され、転送したユーザーを透かしから特定できるという。正式サービス前に、契約者を対象とした試験サービスを行う予定。【高森 郁哉/Infostand】
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