サッカーの欧州連盟(UEFA)カップは24日、ポルトガル・ギマラインスなどでグループリーグを行い、中田英寿のボルトン(イングランド)は1-1でギマラインス(ポルトガル)と引き分け、勝ち点5でH組2位に後退した。先発出場した中田英は目立った活躍はなく、後半14分に退いた。
F組で中田浩二のマルセイユ(フランス)は1-0でヘーレンフェイン(オランダ)を下して2連勝。勝ち点6で首位に立ち、決勝トーナメント進出を決めた。中田浩はベンチ入りしなかった。
A組で高原直泰のハンブルガーSV(ドイツ)は0-2でモナコ(フランス)に敗れたが、勝ち点6で同組首位をキープ。ベンチ入りした高原は、出場機会がなかった。(ポルトガル・ギマラインス共同)
〇…中田英はMFで先発し、後半はFWに上がった。だが得点チャンスに絡めなかった。守備で貢献する場面もあった一方、パスミスも多く、本調子からは程遠かった。
後半途中に交代させたアラダイス監督は「彼らしいプレーができていなかった」と指摘。21日のリーグ戦、バーミンガム戦が濃霧で中止となり、試合から遠ざかっていたことが原因とした上で「この次は本来の力を出してくれるはずだ」と続けた。(ギマラインス共同)
毎日新聞 2005年11月25日 9時33分 (最終更新時間 11月25日 9時59分)