男子テニスのツアー今季最終戦、マスターズ・カップ終了を受けた世界ランキングが21日発表され、シングルスはウィンブルドン選手権と全米オープンを制したロジャー・フェデラー(スイス)が2年連続で1位となった。年間最終ランキングに相当するもので、2位は19歳のラファエル・ナダル(スペイン)、3位にアンディ・ロディック(米国)が続いた。
ツアー下部の大会が残るため上位以外では若干の順位変動の可能性が残るが、日本選手は鈴木貴男(北日本物産)の254位が最高。ダブルスも10月のジャパン・オープンを制した鈴木が最高で、121位だった。
今季の賞金ランキングではフェデラーが613万7018ドル(約7億3000万円)でトップ。97年のピート・サンプラス(米国=649万8311ドル)に次ぐ史上2位の獲得額となった。(共同)