山形市のアマチュア天文家・板垣公一さん(58)が10日、ペガスス座の銀河「NGC7753」にある超新星をみつけた。
板垣さんの超新星発見は18個目で、自らの持つ国内記録を更新した。
板垣さんは10日早朝、蔵王山麓(さんろく)の私設観測所で、北の空を反射望遠鏡で観察していたところ、16等級の超新星の存在を確認。
国際天文学連合は「2006ch」と命名した。
地球からの距離は約2億光年。
板垣さんは「今度はもっと明るい超新星を観測したい」と話している。
超新星は、一生を終える恒星が起こす大規模な爆発現象で、爆発の際に一時的に明るさが増す。
(2006年5月16日13時44分 読売新聞)