転移性肝腫瘍(しゅよう)のため5月30日に79歳で亡くなった今村昌平監督をしのび、日活が1959年の映画「にあんちゃん」を9日にスカイパーフェクTV!「チャンネルNECO」で放送することを31日、決めた。炭鉱町で生きる人々の姿をリアリズムに徹して描いた作品で、長門裕之(72)らが出演。
東京都渋谷区の代々幡斎場で営まれる5日の通夜と6日の葬儀・告別式は、親族の意向で無宗教の形でシンプルに営まれる予定。また今村監督が理事長を務めていた日本映画学校(神奈川県川崎市)も今月下旬に学校主催のお別れの会を開きたいとしている。
スポーツニッポン 2006年6月1日