【パリ福井聡】13日発売の仏男性誌FHMの「世界でもっともセクシーな女性100人ランキング」で、ロワイヤル元家庭・児童担当相(52)=4児の母=がトップモデルのケイト・モスやナオミ・キャンベル、女優のぺネロペ・クルスらを抑えて6位に入った。
1位は仏トップモデルのアドリアーナ・カランボーで、政治家でランク入りしたのはロワイヤル氏のみ。政治評論家は「ロワイヤル氏は過去数年で知的なイメージからデザイナー・ブランドに身を包んだエレガントな女性に転身した」と講評。仏演出家のジョルジュ・シャトシーヌ氏も「ズボンよりスカートを好む。あのヘアスタイルで誰が50歳代と信じるだろうか? 常にアゴを引き背筋を伸ばして立ち、強い意志を感じさせると同時に美しい」と話している。
「若年犯罪者は軍隊式矯正施設で更生すべきだ」などの強硬発言で右派の支持も得た社会党内の次期大統領候補の人気は、無党派の男性層にも浸透しているようだ。
毎日新聞 2006年6月14日 9時57分