中部電力は15日、浜岡原発5号機(静岡県御前崎市、改良型沸騰水型軽水炉、出力138万キロワット)が同日午前8時39分、原子炉で発生した蒸気を動力に変換するタービンの主軸の振動が大きくなったため、自動停止したと発表した。原子炉は未臨界で安定しており、非常用炉心冷却装置(ECCS)は作動していない。また、外部への放射能の影響、人的被害もないという。中電で原因を調べている。
5号機は昨年1月18日に営業運転を開始したが、同様のトラブルはこれまでなかったという。
毎日新聞 2006年6月15日 11時02分