京都府警南丹署は6日、豆腐の製造過程で出る大豆がらを違法に処理したとして、「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」などの人気商品で知られる食品会社「男前豆腐店」(京都府南丹市)の取締役の工場長(53)と従業員(57)を廃棄物処理法違反(焼却禁止)容疑で京都地検園部支部に書類送検した。
調べでは、工場長らは3月31日午前8時半~午後3時ごろ、同社敷地内の空き地で大豆がら約125キロを焼却した疑い。2人は「これぐらいなら大丈夫と思った」などと容疑を認めている。同社は製造中に出た大豆がらの処理は業者委託しているが、燃やした大豆がらは掃除した際に掃き集めたものだった。工場長は「ご迷惑をおかけし申し訳ない。二度とこのようなことがないようにしたい」と話している。
毎日新聞 2006年7月6日 13時44分 (最終更新時間 7月6日 14時20分)