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新体操:村田がアジア大会に3回連続出場

作者:堤浩一郎  来源:mainichi-msn   更新:2006-7-9 19:31:45  点击:  切换到繁體中文

 

新体操のアジア大会(12月・カタール)とアジア選手権(7~8月・インド)の代表決定競技会が9日、東京・代々木第2体育館で行われた。個人総合で争われ、シドニー、アテネ両五輪代表の村田由香里(日体大大学院)が53.450点でトップ。村田と2~4位の横地愛(イオン)、大貫友梨亜(東女体大)、中野紗耶可(日女体大)の4人が、両大会の代表に選ばれた。アジア大会は村田が3回連続、横地が2回連続、大貫、中野は初めての出場となる。

 ◇「気持ち良く演技できた」…5連覇中の村田

 そつなく4種目をまとめ、2位以下に1.850点以上の差をつけた。全日本選手権を5連覇中の村田が見せた貫録。熟練性を追求する24歳のベテランは「気持ち良く演技できた」と笑った。

 念願の個人総合に出場した04年アテネ五輪は18位と惨敗。その後は引退示唆と撤回を繰り返したが、今年は「この年齢でしか出せないものがある」と吹っ切れた。きっかけは4月に日体大の大学院に入学したことだ。

 東女体大の研究生として、競技に専念してきた。しかし、「この環境で続けてもだらけるだけ」と自らに試練を課した。大学院でスポーツ文化を学びながら、夕方から練習に励む。練習時間は3時間ほど減り、4時間が限度だ。ただ「かえって集中できる」という。

 最終種目のクラブはフィニッシュで失敗。クラブを足でキャッチし損ねた。競技が終わるや否や、その部分をすぐさま練習し直した村田。2年後の北京五輪について「体と相談しないと……」と苦笑しながらも、「アジア大会で何か見えてくるかも」。向上心は失われていない。【堤浩一郎】

毎日新聞 2006年7月9日 20時12分 (最終更新時間 7月9日 20時27分)                                              

                                             

                                華麗な演技で優勝した村田由香里選

                                手=代々木第2体育館で9日、内

                                藤絵美写す


 

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