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ケーブルカー火災事故:日本人遺族が政府の責任訴え

00年にオーストリア・カプルンで起きたケーブルカー火災事故で、オーストリア政府が被害者救済を目的に設置した和解委員会が11日、ウィーンで開かれ、日本人遺族らが初めて出席、安全対策の不備など同国政府の事故への責任を訴えた。

 出席したのは慶応大スキー部員だった東京都の光本沙織さん=(当時22歳)=の父雅俊さん、同部員楢原涼子さん=(同)=の父均さん=神奈川県鎌倉市、猪苗代中3年だった佐瀬智寿さん=同(同14歳)=の父倉寿さん=福島県猪苗代町=ら計8人。

 光本さんは「事故の責任の所在を明らかにし、当事者の謝罪を聞きたい」などと訴えた。(ウィーン共同)

毎日新聞 2006年7月12日 

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