24日午前7時50分ごろ、京都市東山区の民家から、「孫が娘を刺した」と119番通報があった。棟続きの隣家に住む女性(46)が右後頭部を刺されており、病院に搬送され、軽傷。女性の二男で私立中学1年の少年(12)が民家におり、刺したことを認めたため、駆け付けた府警東山署が傷害の非行事実で補導した。同日中に京都市児童福祉相談所に通告する予定。
調べでは、少年は午前7時40分ごろ、民家1階のリビングルーム前の廊下で、文化包丁(刃渡り約19センチ)で母親の後頭部を1カ所刺し、長さ5センチ、深さ2センチの傷を負わせた疑い。
民家は少年の祖父(76)宅で、当時、少年と母、祖父母がいた。少年は地元小学校を卒業して大阪府内の中学校に通っており、この日は夏休みだった。【石川勝義、細谷拓海】
毎日新聞 2006年7月24日 12時56分