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JR横須賀線:工事を穴と勘違い 確認で1万5千人に影響

24日午後4時35分ごろ、東京都港区高輪のJR品川駅に停車していた上りの横須賀線の運転士が、消音のため線路脇に敷き詰められている砕石が掘り出されているのを見つけた。JR東日本の係員が確認したところ、工事の事前調査のために掘った穴と分かった。確認作業のため、同線上下線など11本が最大42分遅れ、約1万5000人に影響が出た。

 JRによると、穴は長さ約1.5メートル、幅約0.5メートル、深さ約0.8メートルで、約50メートル間隔で4カ所あった。安全に問題はなく、そのまま運転を再開した。14日深夜から15日未明にかけ、線路沿いにケーブルを通すU字溝を敷設するため、砕石を取り除いて調査していたとみられ、調査の途中だったという。同社は「工事について社内連絡に不十分な点があった」と話している。【安高晋】

毎日新聞 2006年7月25日 

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