関東地方は26日、久々の晴天に恵まれ、東京の都心では12日ぶりに青空が広がった。各地で気温も上昇し、東京・大手町では午前10時に30.0度を観測、夏本番を思わせる太陽の下、朝から日傘を差して歩く女性の姿も見られた。
気象庁によると、各地で豪雨をもたらした梅雨前線の活動が弱まり、列島各地に晴れ間が広がった。気象庁は同日、九州南部・北部と四国が梅雨明けしたと見られると発表した。九州南部は平年より13日遅く、記録的な冷夏で梅雨明けが特定出来なかった93年を除き、観測史上4番目の遅さとなった。
27日以降は雲の多い天気となる所も多く、東日本では週末に雨も見込まれる。関東地方の梅雨明けは来週以降となりそうだ。
毎日新聞 2006年7月26日 11時00分