アジア・サッカー連盟(AFC)は28日、2007年女子ワールドカップ(W杯)予選を兼ねた女子アジア・カップ準決勝の中国戦で、審判員に対する暴力行為などを起こした北朝鮮のGKハン・ヘヨンら3選手を、30日の日本との3位決定戦で出場停止処分とすると発表した。
当地で開催中の大会で、北朝鮮は27日に中国と対戦し、0-1で敗れた。試合終了間際に同点ゴールを決めたかのように見えたが、オフサイドと判定された。この判定に怒った選手たちは試合終了後に審判員らに猛抗議。GKのハン・ヘヨンはレッドカードを受けた後も、審判員を背後からけろうとした。
ほかの2選手はDFの主力で、審判員や観客席に向かってボトルなどを投げつけた。
日本-北朝鮮の3位決定戦では、勝者がW杯出場権を得る。(共同)
毎日新聞 2006年7月28日