【ドルトムント(ドイツ)小坂大】サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会は4日(日本時間5日)、準決勝1試合が行われ、イタリアが2-0で開催国ドイツを降し、94年米国大会以来12年ぶり6回目の決勝進出を果たした。イタリアは9日(同10日)にベルリンで行われる決勝で82年スペイン大会以来通算4度目の優勝を目指す。
○イタリア2-0ドイツ●
イタリアは延長後半14分、ゴール前でピルロのスルーパスを受けたグロッソが落ち着いてゴール左隅に流し込み先制。さらにロスタイムにも速攻からデルピエロが追加点を奪い試合を決めた。ドイツは今大会通算5得点のクローゼを中心に攻めたが、イタリアの堅守を最後まで崩せなかった。
前回日韓大会準優勝のドイツは4度目の優勝を逃し、8日(同9日)にシュツットガルトである3位決定戦に回った。準決勝のもう1カードのポルトガル-フランス戦は5日(同6日)にミュンヘンで行われる。
毎日新聞 2006年7月5日 6時53分 (最終更新時間 7月5日 7時57分)