二階俊博経済産業相は19日の記者会見で、パロマ工業(名古屋市)製の瞬間湯沸かし器による一酸化炭素中毒事故について「これだけ数多く事件が発生しており、もっと早い段階で感知できなかったのかとの批判は当然だ。再発防止に全力を挙げたい」と述べ、同省の対応の遅れを認めた。その上で「ほかにパロマはないのか。(他メーカー製品も)厳重に調査する」との意向を示した。
また、二階経産相は「会社の責任者が新聞やテレビでいろいろ述べているが、経産省に出向いてくるべきではないか」とパロマ側の同省への説明不足に不快感を示した。
毎日新聞 2006年7月19日