サッカーの2007年女子ワールドカップ(W杯)予選を兼ねた女子アジア・カップは27日、オーストラリアのアデレードで準決勝を行い、1次リーグA組1位の日本は0-2でB組2位のオーストラリアに敗れ、30日の3位決定戦に回った。オーストラリアはW杯出場権を獲得した。
アジアのW杯出場枠は開催国の中国を除く2.5。3番目のチームは北中米カリブ海3位とのプレーオフに回る。中国は今大会で4強入りしており、日本はプレーオフ進出の権利は確保している。
日本は相手のパワーとスピードに苦しみ、前半に2失点。後半も攻めきれなかった。午後7時半(日本時間同7時)からの準決勝もう1試合はB組1位の北朝鮮とA組2位の中国が対戦。中国が勝てば、日本は3位決定戦で北朝鮮に勝つとW杯出場が決まる。(共同)
毎日新聞 2006年7月27日