研究船での海洋調査などを体験できる海上研修「研究船で海を学ぼう」(日本科学協会主催、日本海洋学会など共催、毎日新聞など後援)が31日、静岡市清水区三保の東海大学三保研修館で始まった。作文審査で選ばれた高校生60人と教師20人が参加。駿河湾を縦断して海水や植物プランクトンを採取、分析結果を発表する。
この日は海洋学者らが、海上での天候観測や黒潮の水の色を調べるプログラムなど20項目の研修テーマを説明した。宮崎市平和が丘北町の県立高校2年、高山勧司さん(16)は「持ってきた人形を深い海に沈めるとどうなるのか実験したい」と話していた。
参加者は8月1日に乗船、2泊3日の海上研修後に研究結果をまとめる。
毎日新聞 2006年7月31日