米パソコン最大手デルは14日、ノート型パソコンのバッテリーに不具合が見つかったとして、全世界で約410万個のバッテリーを自主的に無料で回収・交換することを明らかにした。
対象となるのは、04年4月から今年7月にかけ出荷された数種類のノート型パソコンに組み込まれたバッテリー。
バッテリーはソニー製で、デルは「ごくまれに過熱により発火する可能性がある」として、ソニーと協力して無料で交換することを決めた。410万台のうち日本での販売台数は明らかにしていない。
デルは、昨年12月にも米国で販売されたノート型パソコンのバッテリー約2万2000個の自主回収を実施したばかり。(共同)
毎日新聞 2006年8月15日