【パリ福井聡】ドストブラジ仏外相は13日、イスラエルのリブニ外相とイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラに影響力を持つイランのモッタキ外相に電話し、レバノンでの戦闘停止を盛り込んだ国連決議1701を順守し、双方に戦闘を停止させるよう要請した。また、仏国防相はレバノン南部の道路網調査に軍専門家5人を14日に派遣すると発表した。
フランスは同決議採択まで主導的役割を果たし、戦闘停止後の国連部隊派遣でも主導的役割を担う。仏国防相はまた、国連部隊展開の構成などについて、国連の要請で軍専門家1人が14日に国連に向かうと発表した。
毎日新聞 2006年8月14日