31日午後7時45分ごろ、東京都中野区の一部で、街頭の防災無線のスピーカーから「東海地震の警戒宣言が発令されました。震度5程度の揺れが予想されます」などと誤った放送が流れた。区は約15分後に訂正放送をしたが、約2時間半前、同区では震度3を観測しており「放送はさっきの地震と関連があるのか」といった問い合わせが約200件あった。
同区によると、誤放送は区内113基のうち、JR中野駅周辺などの19基で流れた。9月3日の防災訓練に備え、担当者がテープ内容を確認しようと再生し、誤って流れたという。【古関俊樹】
毎日新聞 2006年9月1日