神奈川県警生活経済課と栄署は1日、同県逗子市の関口正男市議(43)=社民党=を廃棄物処理法違反(不法投棄)容疑で横浜地検に書類送検した。
調べでは、関口市議は4月10日午後3時ごろ、横浜市栄区上郷町の同市立宿泊研修施設「横浜市民ふれあいの里 上郷・森の家」近くの山林に、デスクトップ型パソコンの本体4台(計33キロ)を捨てた疑い。製造番号などから関口市議のパソコンと判明した。関口市議は容疑を認め、「業者に処分を依頼しようと思って車に積んでいたが、人目に付かないところなので捨ててしまった」と話しているという。
関口市議は98年初当選で現在3期目。今年3月26日の市議選では、パンフレットで「平和と環境を守ります」「効率的なごみの処理」などの抱負を掲げていた。【伊藤直孝】
毎日新聞 2006年9月1日