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北海道滝川市の女子児童がいじめを苦に自殺した問題などを受け、江別市教委は市内の全小中学生を対象にしたアンケート方式で「いじめ」の実態調査に乗り出す。文部科学省などによると、教育委員会が学校を介さず、いじめの情報提供を子供たちに直接求めるのは道内では初めて。全国的にも珍しい。
調査対象は市内29の全小中学校の児童・生徒計1万1597人。調査用紙と返信用封筒を今月末までに各学校で配布し、11月末までに返送してもらう。実名・匿名は問わない。 本人がいじめられていないか、いじめられている場合は誰にどこでどのようにいじめられているかなどを問う。本人がいじめられていなくても、いじめを目撃したことがないか、自分がいじめる側に回ったことはないかを問う設問もある。本人と保護者にいじめについての気持ちや意見を書く欄も設けた。 市教委の佐々木雄二・教育部長は「学校に訴えるのをためらっている子供や保護者にいじめの実態を伝えてもらい、市教委と学校が協力して問題解決に当たりたい」と話す。【小崎学】 毎日新聞 2006年10月26日 |
いじめ:学校介さず小中学生に直接調査 北海道江別市教委
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