「GUO TONG号」が沈没した海域を捜索する海上保安庁の船=山口県下関市の関門海峡で18日午前10時47分本社ヘリから、矢頭智剛写す
山口県下関市の船島(巌流島)沖の関門海峡で17日に起きたカンボジア船籍の貨物船「GUO TONG号」(1123トン)の沈没事故で、第7管区海上保安本部(北九州市)は18日、G号船内で2人の遺体を発見した。行方不明の中国人船員とみられる。7管は残る一人の捜索を続けている。同海峡は04年12月以来の航行禁止措置が取られ、一時約200隻の船舶が海峡周辺で待機した。【古川修司】