女優の藤原紀香(35)とお笑いタレントの陣内智則(32)が17日、2人の故郷・兵庫県の生田神社(神戸市中央区)で挙式する。式が始まるのは午後2時。約40分ほどで終わり、記者会見した後、両家で会食するというスケジュールだ。
同所では早くも16日朝から、ファンを“完全シャットアウト”する厳戒態勢が始まった。午前9時、外からのぞき見ることができないように神社周囲に紅白の垂れ幕(幅約5メートル、高さ約3メートル)を巡らした。神社関係者は「目隠し用です。幕を張ったのは初めてのこと。見えるとファンが集まるからと、警察から指導された」と明かした。
午後8時からは参拝客の立ち入りを禁止。駐車場も締め切った。敷地内には、生田警察署の警備本部も設置され、ピリピリムード。当日の警備は県警230人、神社側の警備員195人の態勢で臨み、神社周辺を5メートル間隔で人員配置するという徹底ぶり。交通規制もあり、神社西側の市道を17日午前0時から午後9時まで駐停車禁止にする。
紀香はこの日夕、神戸市内の実家に帰り、結婚前の最後の夜を両親と過ごした。陣内はこの日午後、大阪市内にある毎日放送のスタジオに入り、夜遅くまで深夜番組の収録に臨んだ。関係者によると、下痢症状を引き起こすとされるにがりを飲む罰ゲームに当たり、「挙式前日なんで。それだけはやめて」と必死で懇願する場面もあったという。
紀香の結婚後初仕事はドキュメンタリー番組でのインドロケ。陣内は挙式翌日に都内で開かれる映画の試写会に登場するほか、都内のルミネtheよしもとにも出演予定。
スポーツニッポン 2007年2月17日