名古屋市発注の地下鉄工事を巡る談合事件で、公正取引委員会は28日午前、大林組、鹿島、清水建設、前田建設工業、奥村組の計5社を刑事告発することを決めた。ゼネコン業界が独禁法違反で告発されるのは初めて。 調べでは、5社は昨年2月8日~6月5日にあった市営地下鉄6号線(桜通線)延伸工事の5件の入札で、談合を繰り返した疑い。 仕切り役の大林組名古屋支店元顧問、柴田政宏被告(70)=競売入札妨害罪で公判中=が入札に参加する全共同企業体(JV)と受注予定のJV(チャンピオン)について腹案を作成。各社幹部を集めた05年12月中旬の会合で提案・了承されたとされる。 毎日新聞 2007年2月28日 11時19分 |
名古屋地下鉄談合:公取委、5社の告発を決定
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