8月にバンコクで行われるユニバーシアード競技大会の代表選考会を兼ねた「まつえレディースハーフマラソン」が18日、島根・松江市の松江城大手前を発着点とする21.0975キロのコースで行われた。レースはハーフマラソン初挑戦の大崎千聖(三井住友海上)が17キロ過ぎにトップに立ち、そのままゴール。00年の渋井陽子(三井住友海上)が作った大会記録を6秒更新する1時間9分25秒で初優勝。2位はマーラ・ヤマウチ(英国)、3位はエバリン・キムエイ(サニックス)だった。また、学生1、2位の寺田恵(関学大4年)と栗栖由江(玉川大3年)がユニバーシアード代表に内定した。
世界選手権女子マラソン代表の土佐礼子(三井住友海上)は、左足を痛めている影響で健康マラソン(10キロ)の部に出場した。
○…世界選手権大阪大会女子マラソン代表の土佐は、健康マラソンの部に出場。左足付け根からでん部にかけて痛みがあるため、当初予定のハーフマラソンからエントリーを変更した。土佐はウインドブレーカーをはおったまま、市民ランナーとともに10キロを約40分かけて完走し、「沿道の応援をいただいたのに遅くてごめんなさい」。それでも、「このところジョギングばかりだったので、(今回走って)どこが痛いのかはっきりした」と話すなど、4月初旬から約2週間の予定で行われる中国・昆明合宿を前に一定の収穫を得た様子だった。
毎日新聞 2007年3月18日 17時59分