8月に開幕する世界陸上選手権大阪大会の代表選考会を兼ねた名古屋国際女子マラソンは11日、名古屋・瑞穂陸上競技場を発着点とする42.195キロのコースで行われ、5回目の出場となった橋本康子(セガサミー)が2時間28分49秒で初優勝した。連覇を目指した38歳の弘山晴美(資生堂)はラスト700メートル付近で振り切られ、6秒差の2時間28分55秒で2位に終わった。3位は大南敬美(トヨタ車体)で2時間29分24秒。
世界選手権の代表枠5人に対し、内定した選手は1月の大阪国際で優勝した原裕美子(京セラ)のみ。残る4人の代表は、12日の日本陸連の理事会で決まる。
毎日新聞 2007年3月11日 16時25分 (最終更新時間 3月11日 18時41分)