アメリカ中西部のアイオワ州で11日、30もの竜巻が発生、屋外でキャンプをしていた少年らが被害にあい、これまでに4人が死亡、40人以上がけがをしました。
竜巻は11日夜から12日にかけて、アメリカ中西部のカンザス州からネブラスカ州やアイオワ州などを通過しました。少なくとも30の竜巻が目撃されていて、一部では野球のボールほどのヒョウも降ったということです。
アイオワ州では、ボーイスカウトに参加していた10代の少年ら93人がキャンプをしていて、このうちハイキング中だった少年らが竜巻に巻き込まれ、4人が死亡、40人以上がけがをしました。
アメリカ中西部では、今週初めから大雨による洪水が相次いでいて、アイオワ州では洪水による被害が深刻化していますが、今回の竜巻でさらに被害が拡大しました。(12日16:07)