シンガー・ソングライターの河口恭吾(33)らが、中国・四川大地震のチャリティー公演を行うことになった。地震発生から2カ月となる7月12日に、東京、大阪など全国数カ所でコンサートを同時開催。会場に募金箱を設置し、ファンに協力を呼び掛ける考えだ。
公演を主催するのは「地球兄弟プロジェクト」。河口の楽曲「地球兄弟」を各国のアーティストがカバーし、平和ソングとして広めようとする企画で、これまでに8カ国37組のアーティストが参加している。
参加アーティストの1人である中国人歌手のエンレイ(年齢非公表)が母国の大災害に心を痛め、公演を企画していたところ、プロジェクト側が全面協力することになった。アーティストには発生から1カ月の12日から本格的に参加を要請することになっており、出演者や会場は今後増えていく予定。
河口は「自分も含め、イベントに参加した人たちが、あらためておのおのにできることを考えるきっかけになれば」。エンレイは「日本の皆さんの温かい真心を四川の人たちに精いっぱい伝えていきたいと思ってます」としている。(スポニチ)