俳優で歌手の松平健(54)が新曲「星空のハネムーン」の発売記念イベントを10日、都内で行った。タイトル通り、新婚旅行をテーマにしたバラード。曲中には初夜を連想させる甘いセリフもあり、初めてフラダンスにも挑戦。04年の「マツケンサンバ2」に続く話題作となるか注目される。
「さあ、もっと心を開いて、ぼくに身をまかせるんだ」。甘い声で照れることなくささやくと、女性ファンは「ヒャーッ!」と悲鳴を上げ、赤面した。
なかにし礼氏(69)が作詞した新婚旅行ソング。作曲は浜圭介氏。松平は「なかにし先生には、できるだけセクシーに恥ずかしがらず堂々と歌うように指導された。結婚していない人にも、(ハネムーンに)行ったことのない人にも新婚旅行を味わっていただきたい」と話した。
感情を押し殺しながら、優しく新妻をリードする…。そんなリアルな駆け引きを、甘い低音ボイスで歌う。松平によれば、妻で元タレントの有里子さん(40)からは「いやらしい」と苦笑いされたほど。それでも「久しぶりのバラードで(有里子さんから)曲としては落ち着いていていいと言われました。今年はいい夏を過ごせそう」と満足げだ。
サンバ、パラパラに続き今作ではフラダンスに挑戦。自身がプロデュースする女性3人組ユニット「Luxis」らと一緒に優雅に踊り、喝采を浴びた。「今年はフラで頑張る。体にもいいですし。紅白歌合戦?あちらさん(NHK)が選ぶのでなんとも言えないけど、楽しんでくれるのなら、ぜひ」と意欲も見せた。
長男は1歳7カ月になった。松平の影響を受けて「サンバとパラパラは少し踊れるようになった」といい、次はフラダンスをマスターするかも。(スポニチ)