第56回日本エッセイスト・クラブ賞(日本エッセイスト・クラブ主催)の最終審査が11日行われ、堤未果さんの「ルポ 貧困大国アメリカ」(岩波書店)と、山本一生さんの「恋と伯爵と大正デモクラシー」(日本経済新聞出版社)が選ばれた。 堤さんはジャーナリスト。受賞作は米国社会の貧困層の現状を報告したもの。山本さんは近現代史研究家で、政治家、有馬頼寧の日記を通して大正時代の一断面を描いた。贈呈式は7月9日、東京・内幸町の日本記者クラブで行われる。 毎日新聞 2008年6月12日 東京朝刊 |
日本エッセイスト・クラブ賞:受賞作決まる
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