人工衛星「嫦娥1号」が任務終了 月に衝突させる
北京航天飛行控制中心(北京宇宙飛行コントロールセンター)は今月1日、中国初の月周回衛星「嫦娥1号」が任務を終了したことを受けて、同日午後4時13分に月面へ衝突させたと発表した。3月2日付で英字紙チャイナデーリーが伝えた。
「嫦娥1号」はおととし10月24日、四川省の西昌衛星発射センターから長征3号Aロケットに搭載されて打ち上げられた。11月5日には月周回の最終軌道に投入。その後は約1年間に渡って月面の様子を写真撮影するなど科学的な探査を行った。
そして任務終了後の今月1日午後3時36分に山東省青島市と新疆ウイグル自治区カシュガル市にある管制センターから遠隔操作で「嫦娥1号」の減速を開始。同日4時13分に月面への衝突に成功した。中国は「嫦娥2号」を来年か再来年に打ち上げる予定という。
人造卫星“嫦娥一号”任务终了 撞向月球
北京航天飞行控制中心于本月1号公布:中国第一颗绕月卫星“嫦娥一号”在完成任务后,于该日下午4时13分让它撞向月球表面。3月2日英国报纸チャイナデーリー报道。
“嫦娥一号”于前年10月24日在四川省西昌卫星发射中心由长征3号A型火箭发射升空。11月5日进入绕月最终轨道。之后1年间对月球表面进行了拍摄等科学考察。
任务完成后本月1日下午3点36分由山东青岛市及新疆维吾尔自治区喀什市的管制中心远程实施减速。4点13分成功达撞向月球表面。中国预定明年或后年发射“嫦娥二号”.
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090302-00000082-scn-cn