国際ボクシング連盟(IBF)ミニマム級王者の高山勝成(31)=仲里=は12日、大阪市内の所属ジムで記者会見し、4月22日に大阪市のボディメーカーコロシアムで、IBFライトフライ級8位のファーラン・サックリン・ジュニア(タイ)と初防衛戦を行うと発表した。同日は世界ボクシング協会(WBA)フライ級タイトルマッチで世界3階級制覇に挑む井岡一翔(井岡)とのダブル世界戦となる。
高山は昨年の大みそかにIBFと世界ボクシング機構(WBO)のミニマム級王座決定戦を制し、日本初の主要4団体制覇を果たしたが、指名試合の期限が近いためWBO王座は既に返上していた。高山は「一戦一戦が勝負。年齢的にもタイトルを手放せば、また取るのが難しい。ずっと突っ走れるようにしたい」と表情を引き締めた。〔共同〕