首都直下地震など大規模災害への備えを家庭で考えるきっかけにしてもらおうと、東京都は11月19日を「備蓄の日」とすると決めた。
「1年に1度はびちく(19=いちく)の確認」という語呂合わせで設定した。災害時でも簡単に調理できるレシピ募集などのイベントをおこない、3日から1週間程度の食料品や生活用品を家庭で備えるよう呼びかける。
都の備蓄に関する調査では、家庭の半数以上は飲料水や食料を備蓄しているが、常備薬、おむつ、簡易トイレなどは2~3割にとどまった。
都総合防災部の担当者は「普段使っているものを少し多めに買っておくことで、災害時でも活用できる」としている。