南北海道大会 札幌龍谷―札幌光星 六回裏札幌光星無死三塁、暴投の間に三塁走者近藤尚が生還=札幌円山、白井伸洋撮影
第99回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)の地方大会は3日、北北海道、南北海道、鹿児島で計17試合があった。今春の選抜大会に出場した札幌第一は逆転勝ちで地区大会を突破し、南北海道大会に進んだ。鹿児島では鹿児島実、5年ぶりの夏の甲子園を目指す神村学園が快勝し、3回戦進出を決めた。
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(3日、南北海道大会 札幌第一7―5札幌新川)
南北海道大会の札幌地区代表決定戦で、今春の選抜大会に出場した札幌第一が公立の札幌新川に中盤まで先行された。札幌第一は先発の前田が二回に本塁打を浴び、四回には四球と失策で3点差をつけられた。五回表も2死満塁のピンチとなったが、中堅手の今野が大飛球を好捕。その裏に本塁打を含む打者11人の猛攻で一挙6点を奪い、逆転した。菊池雄人監督は「投手陣の出遅れを野手がカバーしてくれた。先輩たちも苦しい展開を経験してきたので、これを糧にしてほしい」とほっとした表情だった。