北海道帯広保健所は23日、イヌサフランの根を食べた女性が死亡したと発表した。葉が似ているギョウジャニンニクと誤って食べた可能性があるという。 同保健所と帯広署によると、13日に帯広市内の自宅で倒れている80代の女性を夫が発見。女性は病院に搬送されたが14日に死亡した。司法解剖の結果、有毒成分コルヒチンを検出。自宅の敷地にはイヌサフランが生えており、保健所はイヌサフランによる食中毒と断定した。 イヌサフランとギョウジャニンニクは葉が似ている。道内では2013年6月~今年4月に6件の誤食例(推定含む)があり、4人が死亡している。(池田敏行) |
ギョウジャニンニクとイヌサフラン誤食 80代女性死亡
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