桜島の火山灰が降る鹿児島市内で、屋根がない観光周遊バスの運行が2日から始まった。西郷隆盛や大久保利通の銅像、仙巌園などをめぐるほか、錦江湾をはさんだ桜島に渡るコースもある。火山灰対策も準備したうえで、運行する業者は「観光客にも楽しんでほしい」とにやり。
市内で貸し切りバスなどを手がける「九州みやび観光」が、2階建ての観光オープンバス「かごんま そらバス」を運行する。1日、報道各社などにお披露目があった。
バスは約40人乗りで、市内の観光スポットや市中心部などを2~3時間かけてめぐる5コースを用意。2階からは、並走する鹿児島市電を上から眺められるなど、開放感のある景色が楽しめる。
しかし、桜島が噴火すると、風…