来年2月、大阪城公園内に三つの劇場からなる文化施設「クールジャパンパーク大阪」が開業する。3劇場の名称が発表され、1144席の大劇場が「WWホール」、706席の中劇場が「TTホール」、300席の小劇場が「SSホール」に決まった。いずれも明石家さんまが命名した。
WWホールはプロジェクションマッピングも投影でき、ミュージカルやコンサートなど様々な分野の公演に対応。こけら落とし公演として、最先端の映像や音楽、ダンスなどを組み合わせたショー「KEREN(ケレン)」を行う。TTホールでは、さんまとお笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史によるコメディー劇を上演する。
施設は大阪城公園東側の玉造筋沿いに建設。「世界に通じるエンターテインメントの発信拠点」と位置づけ、多彩な公演を催して訪日外国人客など年間50万人の集客をめざす。在阪の放送局など14社でつくる「クールジャパンパーク準備株式会社」が運営する。戸田義人社長は会見で「世界に類を見ない施設に育てていきたい」と語った。(深松真司)