戦争報道、マンネリ化していないか 記憶継承へ各社模索——贯通日本资讯频道
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戦争報道、マンネリ化していないか 記憶継承へ各社模索

終戦から73年。太平洋戦争を直接知る世代が減る中、メディアはどのように当時を検証し、記憶を継承する報道をしていったらいいのか。そんな課題に向き合う、様々な取り組みが行われている。


今月2日、東京都千代田区のヤフー本社。地方紙の記者が戦争を伝える報道を議論するトークイベントがあり、琉球新報の玉城江梨子記者(39)、西日本新聞の福間慎一記者(41)、東京新聞の早川由紀美論説委員(51)が登壇した。


玉城記者は「沖縄戦について自分たちは伝えているつもりでも、もともと関心のない人に届いていないのではないか。ずっとそう感じてきた」と語った。


琉球新報は2004年7月~05年9月、対馬丸の沈没(1944年8月22日)や、米軍の沖縄本島への上陸(45年4月1日)などの節目の日と同じ日に、現在進行の視点で報じ直した特集面「沖縄戦新聞」を掲載。2005年度新聞協会賞を受賞した。


玉城記者は、「住民がじわじわ殺されていったのと同じ時間軸を過ごし、紙面が出た日は会社の電話が鳴りやまなかった」と振り返る一方、戦争を伝える紙面でそれ以上の手法は生み出せていない、とも話した。


福間記者は、多くの犠牲者が出た福岡大空襲について、当時の記事を検証し今の視点で報じ直した3年前の西日本新聞を紹介。企画を考える際、「僕ら自身がマンネリ化していないか」と自問自答。体験者の証言を豊富に載せ、当時の新聞が事実を伝えなかった反省を、署名入りで記した。


東京新聞は今年3月、東京大空襲があった前日と前々日にあたる8日と9日に、いずれも最終ページで被害前の下町の暮らしを紹介する記事を掲載。10日は同じ面で大空襲を報じた。


早川論説委員は戦中の暮らしを描いた映画「この世界の片隅に」を見て、「一番ひどい目にあった人の一番ひどい瞬間を中心に据えがちだが、今と共通する体験を出した方が良かったのでは」と反省し、同僚と企画を考えたという。


■「まず3分」ヤフーの取…


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