三重県鳥羽市の地域おこしグループ「鳥羽なかまち会」が、市中心部の個性的なスポットを探し出し、マップにまとめた。その名も「鳥羽なかまち三十六点景」。ちょっと面白く、ちょっと珍しいスポットは地元住民にもあまり知られていないといい、幅広くアピールしている。
グループは商店主ら16人で結成。それぞれ歩いて行ける範囲の「写真が撮りたくなるような変わった場所」を掘り起こすことで、観光客に喜んでもらおうと考えた。
町工場の敷地内にある稲荷を一押しする浜田米生さん(66)は「道ばたから稲荷をのぞくことができる珍しい風景」。経営する酒屋の看板が選ばれてしまった中西功さん(64)は「コンニチハ、と書いてはあるが、誰にあいさつしとるんやろ……」と困惑する。
他にも、「のっぺらぼう」に見…