台風19号が24日未明、朝鮮半島西南端の全羅南道木浦(チョルラナムドモッポ)市付近に上陸した。韓国政府によると、国内で1人が行方不明になり、2人が負傷した。韓国では同日、全国約8700の幼稚園と小中学校が休校になった。台風は時速30キロ前後で韓国の北北東に向けて縦断し、24日午前11時までに日本海に抜けた。
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韓国中央災難安全対策本部などによれば、南部を中心に約2万3千戸が停電した。空路への影響では、23日に計787便、24日も午前6時までに国際線1便を含む計33便の欠航が決まった。24日は日本便への影響は出ていない。
一方、北朝鮮の金剛山地区で26日まで行われる予定の南北離散家族の再会事業は24日も実施された。(ソウル=牧野愛博)