茨城県つくば市で6月、無灯火で自転車を運転し、歩道を歩いていた団体職員の男性(当時62)にぶつかり死亡させたとして、県警が今月2日、大学2年の男子学生(19)=同市=を重過失致死容疑で水戸地検土浦支部に書類送検していたことが、捜査関係者への取材でわかった。同支部は9日、水戸家裁土浦支部に重過失致死の非行事実で送致した。
つくば中央署によると、男子学生は6月25日午後8時45分ごろ、県道沿いの歩道を自転車のマウンテンバイクで走行中、歩いていた男性とぶつかった。男性は転倒して頭を強く打ち、搬送先の病院で死亡した。マウンテンバイクにライトは付けられていなかったという。捜査関係者によると、学生は両耳にイヤホンをつけ、スマートフォンを見ながら運転していたという。