アニメ「それいけ! アンパンマン」をテーマにした「横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール」(横浜市)は27日、来年夏に近隣に移転すると発表した。新施設は今の2倍の広さで、参加体験型アクティビティーを増やすという。現施設の営業は来年5月末まで。
新施設の名称は「横浜アンパンマンこどもミュージアム」で、現在のみなとみらい4丁目から同6丁目に移る。より横浜駅寄りになり、利便性が高まるという。地下1階~地上3階建てで、ミュージアム(有料)のほか、ショップやレストラン、駐車場を備える。延べ床面積がほぼ倍の約1万4千平方メートルに広がり、「アンパンマンの世界観をより感じてもらえるよう全面リニューアルする」(広報)という。
2007年に10年間の暫定施設として開業した。未就学児やその家族に人気で、今年8月にはミュージアム入館者数が900万人を突破。仙台市や神戸市なども含め全国に計5施設を展開している。(高橋末菜)