ベンチャー企業とタクシー会社による「自動運転タクシー」の実証実験が始まるのを前に、25日早朝、報道陣向けの体験試乗会があった。実証実験(大手町―六本木間)より短い大手町―霞が関間のコースで、記者が約20分間、自動走行を初体験した。
自動運転タクシーが実験開始 都内1日4往復、人気上々
試乗のスタート地点は東京・大手町のオフィスビルの車寄せ。トヨタ自動車のミニバン「エスティマハイブリッド」をベースにした自動運転タクシーが止まっていた。
予約やドアを開ける操作はスマートフォンの専用アプリを使う。アプリでドアを開けて後部座席に乗り込むと、目の前の画面に「ようこそ ご乗車ありがとうございます」の文字。出発の許可を求められ、画面上の「OK」の文字に触れると、いよいよ出発だ。
車内には運転手の目の代わりを…