別府温泉と遊園地を一体化させた昨年7月の「湯(ゆ)~園地(えんち)」のこども版イベントが15日、大分県別府市の別府ラクテンチで始まった。ときおり雨がふるなか、家族連れらが温泉成分の泡や湯にまみれていた。16日まであり、小学生以下なら入場料などがすべて無料になる。
SNSでも盛り上がった昨夏のイベントに入場できなかった子どもを主役にして別府ラクテンチを運営するラクテンチが企画。「こども湯~園地チャレンジ2018」と名付け、初日には2千人近くが遊んだ。
期間限定の六つのアトラクションの一つ、「パーティーバスルーム」周辺では温泉成分入りの泡や温泉水をぶっかけ、温泉プールも人気。はしゃぐ子たちを地元の生徒らボランティア約100人が盛り上げた。
小学1年の女児ら団体で来た川崎市の石井則江さんは「都会のディズニーの世界と異なる『あひる競走』などレトロな遊園地の面白さを味わって」。自身もワクワクしながら話した。(加藤勝利)