15日午前3時ごろ、東京都文京区後楽1丁目の「東京ドームシティ」の地下1階で、遊戯施設の入れ替え工事をしていた作業員7人が体調不良を訴え、うち1人が入院した。東京消防庁は現場で一酸化炭素を検出しており、作業員らはこの中毒になったとみられる。
ドームシティの一角にあり、ヒーローショー劇場などが入る「ジオポリス」は15日、一時立ち入り禁止となった。
同シティを運営する会社「東京ドーム」によると、作業員11人のうち7人が病院を受診。1人は9日間の入院が必要と診断され、1人は軽症、他の5人は異常はなかった。病院が消防に通報したという。
東京消防庁によると、地下1階で一酸化炭素が検出され、現場で排気作業にあたった。ジオポリスでは、15日に予定されていたヒーローショーの2公演が中止された。16日以降は通常通り営業するという。