諏訪保健所(長野県諏訪市)は16日、「モスバーガー茅野沖田店」(同県茅野市)が食中毒の原因施設だったとして、18日まで営業停止処分にしたと発表した。8月18日にこの店の商品を食べた20代の男女2人が下痢や腹痛などの症状を訴え、うち1人が入院。県環境保全研究所の検査で、2人の便から検出された腸管出血性大腸菌O(オー)121は同じ遺伝子型だった。
モスバーガーで食中毒、営業停止処分 小学生ら4人感染
県内では、アリオ上田店(上田市)でも利用客3人が下痢などの症状で入院し、同店は3日間の営業停止処分を受けた。
チェーンを営むモスフードサービスによると、茅野沖田店やアリオ上田店を含む関東甲信地方のモスバーガー19店で計28人がO121に感染。同社本部から各店に納めた食材が原因の可能性が高いとしている。