大型で非常に強い台風24号が、沖縄県知事選の投開票がある30日前後に沖縄地方に接近する恐れがあり、選挙関係者が対応に追われている。県選挙管理委員会は、一部の離島で投票日の繰り上げを決定。各陣営も票の取りこぼしを防ごうと、期日前投票の呼びかけに力を入れている。 気象庁によると、台風24号は26日午後3時現在、中心気圧950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速45メートル、最大瞬間風速60メートル。沖縄の南の海上をゆっくりと北上しており、沖縄地方への最接近は29日ごろと予想され、進路によっては30日も沖縄付近にとどまる可能性がある。 台風に備え、県選管は竹富町の全投票所と、うるま市の津堅島で投票日を27日に繰り上げる。約4千人の有権者が対象で、投票所と開票所が海を隔てており、当日に投票箱を運べない可能性があるためという。 ただし、開票日は30日のまま変更されない見通し。先に投票された投票箱は30日まで開票されずに保管される。 県選管は26日には「期日前投票制度の活用を促すよう呼びかけてほしい」と報道機関に要請した。 各陣営も、期日前投票の呼びか… |
台風24号、沖縄接近の恐れ 知事選投票は一部繰り上げ
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