北アルプス・立山連峰の室堂(標高2450メートル)の紅葉が見頃を迎えている。
立山黒部アルペンルートを運行する立山黒部貫光(富山市)によると、室堂平から天狗平(標高2300メートル)にかけては9月いっぱい、赤や黄に色づいたチングルマやミヤマキンバイを楽しめるという。弥陀ケ原(同1930メートル)でも昨年より早いペースで紅葉が進んでおり、10月中旬ごろまでが見頃という。
室堂の日中の気温は9月下旬で10~13度、10月に入ると10度を下回るという。同社の担当者は、紅葉を楽しむ際は「厚手のジャケットなど防寒着が必要」と話している。(竹田和博)